ジャスミンソフトを卒業するスタッフへの、感謝と激励

昨日付けで当社を退職することとなった方々がいます。皆さんとこれまで一緒に仕事ができたことを本当に感謝しています。

最後のスピーチで "当社で働くことができて良かった。" と言っていただけるのは経営者として嬉しく思います。と同時に、引き止める力がなかったことを残念に思います。創業から10年、いろいろな人との出会いと別れを経験していますが、特に別れのときに、自らの経営者としての姿勢が問われていると感じます。

「満足な職場環境を提供できただろうか。」
「次の挑戦へとつながるような仕事を経験させることができただろうか。」

常に意識したのは、技術者としての成長は技術力を磨くことに加えて、お客様の要求を引き出す会話や、プレゼンテーション力といった総合力が必要だと伝えてきたことです。

当社は規模こそ小さいですが、開発だけでなくシステムの設計から運用まで、エンドユーザーの顔を見ることができる一貫した経験ができたと思います。また Java 講師などの経験は、プレゼンテーション能力を大いに高めることにつながったと思います。これらの蓄積を自信にして、新しい場で大いに力を発揮してもらいたいと願っています。

そして私自身は残るスタッフと力を合わせて、引き続き Wagby をもり立てていくことに全力を尽くします。直近の目標である Wagby R7 の完成を目指して、前へ進みましょう。

卒業する皆さんも、残るスタッフも、それぞれが良い人生を経験できることを心から祈念しています。