ユーザー企業が作成したアプリケーションのダウンロードサービスを開始しました

本日、プレスリリースを発信しました。
ユーザー企業であるソフトバンク株式会社と株式会社TMJが自社で利用中のアプリケーション設計情報を、両社の協力を得て無償公開します。Webサイト http://wagby.com/apps/ からダウンロードできます。

www.atpress.ne.jp

このサービスで、ソフトバンク株式会社と株式会社TMJが開発したアプリケーションの設計情報をテンプレートとして多くの企業が利用できるようになります。設計情報の土台部分の共有化というアプローチは、これまでのエンタープライズアプリケーション開発では実現できていませんでした。ライブラリとか、ソースコードの OSS 化とは異なり、設計情報の公開は「より、カスタマイズしやすい」形ですので、これからの日本国内の内製開発に、ますます弾みがつくと期待できます。

このようにユーザー企業が自ら、Wagbyの普及のために一肌、脱ぎましょうとおっしゃっていただけることはサービス提供者として感無量です。この気持ちをただ真正面から受け止め、真摯に開発に取り組んでいきたいと思うばかりです。

謝辞

今回のサービスは、Wagbyの販売代理店である株式会社ソフトウェア・パートナーの提案によって実現しました。ソフトバンク株式会社と株式会社TMJの両社は Wagbyを高く評価していただいていますが、これもソフトウェア・パートナー担当者のフォローが良かったためと感じています。多くの関係者が「Wagbyがさらに普及するように。」という願いから実現したものですので、私たちにとっては大変、ありがたいお話です。このブログの場を借りて、あらためて御礼申し上げます。

今後の進め方

今後は、さらに公開される設計情報を増やしていこうとしています。ユーザー企業にとって直接の金銭的なメリットはありませんが、このような「データモデリング」の成果を無償で公開される枠組みにご参加をいただくことで、Wagbyの普及にお力をお貸しいただきたいと願っています。それが刺激となり、各社の内製開発に弾みがつくことで、超高速開発分野の活性化につながれば本望です。

そして私たちは「日本の内製開発には Wagby がある。」という気持ちで、さらに高いレベルの開発を継続していく所存です。引き続き、どうぞよろしくお願いします。