「激流中国 5年1組 小皇帝の涙」を観る

昨夜のNHKスペシャルを娘と一緒にみました。ちょうど娘が同じくらいの年齢なので、彼女も感じるものがあったようです。

勉強すること自体が悪いことではないし、競争には真摯な努力が必要というのは当然です。それでも番組に登場した子供達の涙を、受け止めることができない大人の苦悶があります。しかし、これをもって「勉強 = 悪」という単純な図式をもってくるわけにはいきません。やるべきことは、やらねばならない。ではどこに解があるのか。

私なりの直感は、この問題の本質は、現場にあまりにも悲壮感が漂っていて、楽しみ(笑い)がないことです。やらねばならぬという精神論だけを極限まで押し進めると、関係者全員が精神的ストレスに耐えられない。...あ、これは子供の教育の話だけではないですね、組織にも同じことがいえるはずです。

どうやって自分の子供に勉強の喜びを感じてもらうかと、どうやって組織が目標に向かって邁進するかは、同じ目線で語れるテーマです。私の中では、そこで重要なのは「笑い」をつくるということ。「遊び心」といってもいい。その遊び心は、わずかでもいいから達成感につなげたい。小さな達成感の蓄積こそが、人を成長させると信じています。

次の製品出荷が終わったら、また開発陣と居酒屋ミーティングを行うとしましょう。(当社の場合、出荷後の打ち上げは、全額ではないですがおおよそ会社負担にしています。)
年明けの今日から開発陣も集中体制です。酒がニンジンではないですが、次の飲み会に向かってがんばろう〜。