ジャスミンソフトは 8 歳になりました。

思えば、かなり贅沢なポリシーで 7 年間やらせてもらいました。

  • 技術者の派遣をしない。
  • 大規模システムの部品をつくる仕事をしない。
  • 小さくてもいいから仕様のコントロールができる仕事を選ぶ。
  • パッケージをつくって提案する。
  • 技術優位性を大切にする。
  • 沖縄県内に閉じない。 
  • Java に特化する。

このポリシーがおおむね維持できたと思うのは、詰まるところ「このポリシーに賛同できる」として集まったスタッフの力です。目標を語るビジョナリストに対して、それを実践するスタッフが集まってくれたことに感謝です。また環境が激変する中で、無借金経営を続けてこれたのも本当にありがたいことです。しかし一方で、「社会に還元できるほど儲かったか?」という点については、まだまだ課題があります。

あと 2 年で 10 歳になります。引き続きこのポリシーを維持しつつ、儲かる会社にするというのが現在の大きな目標です。この「儲かる」という言葉には、重みと、哲学があります。「儲かればなんでもいい」のではなく、「やるべきことをきちんとやった結果、儲かることにつながる」という道をみつけるという意味です。儲かるというのは社会に存在を認められること、役に立っていると実感すること、関係者のすべてにメリットがあること。複雑な方程式だからこそ、やりがいがあります。

そういう会社としてアピールし続けるために、私たちにできることは、まだまだあります。