ユーザ主導で開発するシステムには「思い」が必要

昨日、Wagby のユーザさんと当社スタッフで意見交換をする機会がありました。このユーザさんは Wagby を早い段階(R5 として登場する以前)から評価していただき、2 つのシステムを開発されました。Excel のマクロは少しわかるが Access は使いにくい、しかし業務をこうシステム化したいという気持ちを強くもっていらっしゃる方です。

実際に Wagby で構築された最新のシステムをみせていただきました。一般ユーザでログオンするとこのデータは見えなくなる機能などを Wagby が提供するメインモデル・サブモデルと権限管理をうまく使って、適切に動作させていました。「通常の業務ではこの権限管理設定でよいが、どうしてもイレギュラーケースは発生する。突然、ある利用者にこのデータの更新権限を与えないといけない、という場合でも Wagby は対応できている。」と高い評価をいただきました。このような設定は、おそらくほとんどの業務システムで求められているはずです。当社のスタッフも実際の業務のニーズなどを把握でき、有意義な意見交換になったようです。

Wagby は確かに、これだけのシステムをノンプログラミングで実現できます。しかし、ここまで使い勝手の高いシステムにするために、何度も設計を見直し、ビルド作業を繰り返されたとのこと。「使い勝手のよいシステムにしたい」という強い思いがなければ、ここまで作り込むことはなかっただろうというコメントが印象に残りました。

Wagby はエンドユーザに「何度でも設計と実装をやりなおせる」開発環境を提供します。この環境を活かすためには、内部で常に「計画」「開発」「運用」「改善事項の洗い出し」というサイクルを実践することが求められます。このサイクルが回れば回るほど、現場にとって使いやすいシステムに発展します。そのサイクルを回すエネルギーは「個々の関係者の思いの強さ」です。そのエネルギーがあってはじめて、Wagby というツールは活かされるのです。

私自身の開発経験から、「仕様とは常に変わるものである」と考えています。別の表現を使えば、「システムに完成はない」。

この思想を前提とした開発を行うと、エンドユーザと SIer の関係は大きく見直されます。変更のたびに開発を外注するのはコスト(お金、時間)がかかりすぎるのです。エンドユーザが自分でつくって自分で利用するという覚悟をもつこと。そのとき Wagby は現場を支援するパワフルなツールとして認知されます。

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