SODEC 2008 終了

今年も SODEC で Wagby ブースを開設しました。3 年連続の展示になります。ご来場いただいた方々からは、たくさんの応援メッセージをいただきました。ありがとうございます。(がんばれ、の一言で疲れも吹っ飛びます。)

今年の印象は、「自動化」という概念を肯定的に受け止めてくれる方が増えたことです。3 年前は「自動化」というと "使えない" "カスタマイズしにくい" という固定観念が先に立ち、製品そのものの説明が行いにくい状況でした。しかし年々、状況は改善され、少なくとも今年は "どこまでできるのか" ということを真剣に聞いていただけるようになりました。

その中で私自身は製品説明ではなく、主に自動化のポイントをアピールしました。要約すると次のようになります。

  1. 上流工程のフェーズで、自動化を意識した設計書を書いてもらえれば、下流工程は楽になる。
  2. 何でもつくる、から、なるべくつくらない、という視点へ変更できないか。
  3. 自動化を肯定すれば(会計基準の変更である)工事進行基準も恐るるに足らず。プロジェクト管理そのものが楽になる。

これらの意見に対して眉唾物と思われた方もいらっしゃるでしょうが、足を止めてうなづいて頂ける方も数多くいらっしゃいました。
自動化は万能ではありませんが、適用範囲を拡げることで確実にプロジェクトの負荷軽減、品質改善につながると考えます。