Wagby R6.0 を公開しました

この一ヶ月、開発陣の多大な努力(追い込み)もあり、無事に出荷することができました。スタッフに感謝です。
内側からみた R6 というのは、Wagby を二つのパートに分けた場合、そのうちの一つを総取り替え(作り直し)するという大手術でした。

かなりの工数をかけましたが、そのかいもあって、ビルドに要する時間が(取り替えた部分だけでいうと)20 倍以上のスピードアップにつながりました。これまで XSLT で実装してきた部分をすべて Java でリライトし、すべてをオンメモリで処理させる方式に切り替えています。

次のテーマは「バッチ処理」です。Spring Batch も調べましたが規模が大きいので、今回は Quartz ベースで実装することにします。
バッチ処理は時間指定型と、(Web画面からの)ジョブ投入型がありますが、最初は時間指定型から着手します。crontab 相当のルールを記述できるので、柔軟な起動処理を実現できることでしょう。Quartz いいですね!

三週間後には Wagby にバッチ処理が加わります。どうぞお楽しみに。