道に迷ったこと

東京:京橋にあるお客様のビルを訪問したのですが、久しぶりに迷ってしまいました。理由は次のとおり。

  1. お客様の住所とビル名はわかっていましたが、地図は明記されていませんでした。
  2. そこで Yahoo 地図に住所を入力すると地図が表示されたので、これを印刷して現地へ向かいました。しかし住所から求められた緯度経度がおよそ1ブロックずれていたのです。それで違う場所をうろうろしてしまいました。
  3. 改めて Google Maps を使ってみたところ、緯度経度は正しい位置を指しました。しかし地図を拡大すると(ゼンリンの)住宅地図が表示されるのですが、ビル名などの表記が現地と異なっています。古い情報が混ざっており、また肝心のテナント情報が表示されないため、これもわかりにくい。
  4. 結局、付近を歩き回って偶然みつけました。20 分前に最寄り駅を降りたにもかかわらず、5 分遅刻という失態。

住所から緯度経度を求めるジオコーディング技術の未熟さに加え、住宅地図の表記が実体に合っていない。都心でさえこうなのですから、いわんや地方をば。最新の空間データコンテンツが定期的に反映される仕組みを官民全体で構築する必要は、やはりあると思います。