クラウド技術は IT コスト削減で注目される

一つ目は、こちらの記事。
「現実的だが最適ではない電子メールによるコラボレーション」
http://www.atmarkit.co.jp/news/200901/06/itr.html

調査結果について、そうだろうなと納得しました。現在、多くの企業で必須アイテムとなっているのは「電子メール」と「Excel」でしょう。今年は IT 投資の手控えが予想されているため、これらのアプリケーションの強化もしくは、同等でより安価なシステムへの移行が注目されるのではないかと思います。

その選択肢として Google Apps に代表されるクラウド技術があります。
http://www.google.com/a/help/intl/ja/business/applications.html

日経コンピュータなどによると、多くの企業が GMail に注目しているようです。Notes や Exchange のコストより安いとなれば移行が進む可能性があります。ユーザーにとっては、クラウドという言葉は重要ではなく、あくまでもコストと利便性です。

私達のビジネスも、クラウド環境の存在を前提にした形に置き換えていくことが求められます。「クラウド」は、14年前の「インターネット」のように、技術とビジネスの両方のインパクトを兼ねた単語として社会に認知されていく可能性がでてきました。「SaaS」はソフトウェアの提供方法が変わるという意味で使われてきましたが、長い目でみれば「クラウド」に収斂されるのではないでしょうか。