NTTデータ山下社長「自動化推進」

日経コンピュータ 2009.4.15 の特集インタビューより。山下社長は自動化技術の投資に 40 億円を投じ、従来の倍速で開発を行いたいという発言をされています。おそらくドイツikv++社のツールへの投資だと予想します。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200706/11/nttdata.html

他社ベンダーは明快な発言こそありませんが、自動化を進めていると予想します。フレームワーク技術だけで生産性を上げることには限界があり、自動化を前提とした開発プロセス、つまり generative programming が受託開発の鍵になると確信しています。思ったより盛り上がっていないのは、当社のようなベンチャー企業系だけが先行して、大手ベンダーが本格的にアピールを開始していないためでしょう。

しかし近いうちに自動化を前提とした開発が主流になります。そのメリットである短納期と品質の高さが認知されることは、同時に従来の「手作り」文化のデメリットを明らかにします。私達は、自分たちの先行投資が、いよいよ主流になるという時代をリアルに体験しつつあります。