変化にはリスクが伴うが、現状維持は緩慢な死に至る

当社が本気で製品ベンダーになるという目標へ舵を切って 4 年が経過しました。これまでは開発重視で臨み、お客様の要望を実現できる Wagby へとバージョンアップを繰り返してきました。多くの導入実績を通して、着実に鍛えられてきたと実感します。

Wagby も R6 の完成形を目指した R6.5 の最終版である Symphony の開発に着手しました。年末までにフル機能を実装することは難しそうですが、年明けのいずれかのタイミングで完成することが視野に入ってきています。

これを見越して、次の一手をどうするかを考えています。本来は今年の早い時期に検討を開始していたのですが、急遽、定額給付案件を手がけることとしたため、体制変更には至らずに前期を 9 月に終わったところでした。

今期はすでに始まっていますが、10-12 月までの第一四半期は、Wagby R6.5 開発中心で進めます。しかし年明け 1 月からの第二四半期から社内体制を刷新し、「Wagby を販売する企業」への変化を起こしたいと思案中です。

体制変化にはリスクが伴うため、怯みがちです。それを乗り越え、やるという意思を示すのが私の役割でしょう。現状維持は気が楽ですが、企業経営にとっては緩慢な死を意味します。良い方向に変えましょう。

現在、何のために体制を変えるのか、変えた結果、どういう会社にしたいのか、これを一気にまとめているところです。