iPad の可能性

この画面の大きさなら、業務端末としても有望です。例えばレストランのメニューなどの置き換え。印刷不要でメニューを変更できるだけでなく、人気メニューのリアルタイム変動など、デジタルならではの楽しさも提供できるでしょう。もちろん、卓上からすぐにオーダーもできます。悩みは、iPad が盗難されてしまう懸念でしょうか。

医療関係者が常に携帯する電子カルテもいいですね。バーコードリーダとつながるなら(まだつながりませんが)入院患者さんが保有するカードを読み込むだけで、最新のカルテがすぐに表示されるというもの。引き継ぎを楽にし、医療事故も防げそうです。

いよいよ PC を離れた業務端末が加速していきます。iPad は Flash 未対応ですし、その他の(PC で稼働していた)独自プラグインも今のところ全滅です。そうなると最も普遍的な RIA 技術は Web + JavaScript ということになります。JavaScript による業務システムデザイン力がますます重要になると感じています。