「Twitter, やらないんですか?」

はい、やっていません。また当面、やる予定もありません。

と書くと、時代に乗り遅れたおじさんのように見えてしまいそうです。回りの知人や同業の社長さんがみんな Twitter のアカウントを入手されていることは知っていますが、これはという動機が芽生えていません。

一つには、立場上、単なるつぶやきが書きにくいということがあります。もしフォローしていただける人がいらっしゃるなら、会社の最新状況を語って欲しいという期待があることでしょう。しかし実際には、そうたくさん、書くことがあるわけでもありません。

もう一つは、いったんフォローをはじめると、自分の時間が減ることがわかっているためです。コミュニケーションツールは Give & Take ですから、書くだけ、読むだけでは面白くありません。しかしリアルタイム性を重視すればするほど、おそらく私が集中できる時間は削られます。ツールによって自分の時間が増えるのは歓迎ですが、減らすのは好ましくありません。

ところで Twitter はマーケティングツールになってきました。そういう使い方はありだと思います。
例えば当社公式 ID によって、Wagby 開発状況をリアルにつぶやいていくと、嬉しいフォロワーさんはいらっしゃるでしょう。それは面白い試みだと思いますが、まだ社内的なコンセンサスもとれていませんので、ジャストアイデアの枠を超えません。

ただ、有益な情報がブログから Twitter へシフトしている感はあるので、http://togetter.com/ のようなサービスは助かります。ここからさらに情報の取捨選択を行うメディアが登場するのだろうとも考えています。

もし togetter が一般への公開を 8 時間遅らせ、最新の情報を他メディア(テレビ局やスポーツ新聞など)に販売するというビジネスモデルを展開するなら面白いのではないでしょうか。(すでに類似のサービスはあるのかも知れません。)