Wagby Developer Days 2012 二日目(全日程)終了しました

当社初となる Wagby 技術者の祭典「Wagby Developer Days」の全日程を無事に終了しました。参加者の皆さん、沖縄までお越しいただき、ありがとうございました。またスタッフには連日、遅くまで準備をしてもらい、会の成功を達成できたことを誇らしく思います。

 

二日目は午前中に4つのセッションを実施しました。Wagby の現在の版 (R6) の内部アーキテクチャと、次期版 (R7) について、かなり深いレベルの説明となりましたが、参加された方は熱心に聴講いただきました。内部を知ることで、Wagby がここまで高いレベルで作り込まれていることに驚き、感心された様子でした。

 

セッション終了後は、オプショナルツアー「沖縄大学院大学の見学」を実施しました。

 

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チャーターした大型バスで一路、恩納村へ。地元参加の方も含め、話には聞いてたが行くのは始めて... ということでしたので、実際に建物を視察し、研究の雰囲気を知ったあとは感激もひとしおでした。世界的にみても最高レベルの施設、教授陣、そして地域との連携があり、世界の研究者が働きたい目標として位置づけられていることは、まさに未来への投資です。沖縄へのイメージが大きく変わったという方もおり、企画は大成功でした。

 

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来年もまた、この Wagby Developer Days を企画したいと思います。私たちのホームグラウンドである沖縄へお招きし、全員で手作り感満載の、精一杯のおもてなしをするというのも、楽しく、また意義のある活動であると考えています。今年の参加者はいうに及ばず、残念ながら参加できなかったという方も、来年は是非、揃ってご参加いただければと思います。

 

もちろん、それだけ魅力ある製品とすることが私たちの使命です。全力で日々の開発を継続し、満足度を高められるよう、明日からまた奮闘していきます。

 

世界を狙う、ということ

 

昨日のビーチパーティの最後に、片貝システム研究所代表の片貝氏から、「Wagby を世界で通用する製品にしてほしい」という激励のお言葉を頂戴しました。

 

世界で通用する製品とはどういうことか。製品は人がつくる以上、その人の能力以上にはなりません。私なりの解釈では、ジャスミンソフトの社員一人一人が、世界で通用する人材たれ、ということになります。

 

それは英語ができるようになるとか、そういう意味ではありません。製品に込める思想、哲学、そして技術レベルで、世界トップクラスの技術者に「このレベルなら良し」と認められるということです。

 

もちろん、先は長いです。しかし、不可能とも思っていません。

 

これまでも Wagby という製品開発をとおして、私たちは相当、鍛えられてきました。不具合をお詫びし、これはという新機能を導入し、評価を受けてきました。その積み重ねは、自分達を鍛え上げてきた歴史でもあります。

 

このプロセスをこれからも継続して行い、品質を上げる努力をし、手を抜かないこと。大変であることを知りつつも、諦めずに一歩ずつ着実に成果をあげていくこと。この積み重ねが最後には世界で Wagby を使ってもらうことに必ず、つながります。

 

Wagby が日本で、そして世界で使われるようにすることは、残りの人生を賭けるに値する仕事です。目標を高く持ち、目の前の課題を一つずつクリアする。明日からそういう日常をまた、継続していきましょう。