信頼できるメンバーで構成されるチームをつくるのが根幹で、製品はおまけかも知れない

NHK「スーパープレゼンテーション」はいつも楽しみに観ています。先日の James Cameron 氏の発表に感動しましたので、このことについて書きます。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/130128.html

映画「タイタニック」の成功のあと、しばらく監督業を休止し、趣味の?深海探査に没頭していた話があります。そこでさまざまな体験を通したと聞けば、そこで培ったノウハウやアイデアが次の大作映画「アバター」につながったのだろうと勝手に想像するところですが、彼がそこで学んだ大切なことはチームの運営についてだった、と語りました。これはプロジェクトを成功させる秘訣、とも聞こえます。私は身を乗り出しました。

チームの運営で最も大切なこと、彼はそれをこのように伝えてくれました。

私はチームで何よりも大切なのは、仲間への敬意だと気付いたんです。

そこで学んだことを活かして「アバター」撮影では、相互リスペクトの精神を浸透させたことで、皆が家族のようになり、制作方法も変わったと。

プレゼンテーションの最後に、彼はまたこうも語りました。

そしてチームからの尊敬は、どんな賞よりも大切だ ということ

NASAではよく "失敗という選択肢はない" と言うけど芸術や研究では失敗が許されるべきなんです。
革新的な試みにはリスクが付き物で、それは負うべきリスクです。
(中略)
失敗はアリで恐れるのはナシです。

私はその言葉がすっと心に入って、すとんと落ちました。まさに同じようなことをしたい、と思っているわけです。また、TEDの聴衆がわれんばかりの拍手で応えていましたので、そのように考えている人が大勢いる、ということでしょう。これにも勇気づけられます。

経営の神様と称される松下幸之助氏の逸話の一つに、「君は何をつくっているんだ」という有名な問いがあります。幸之助氏はそれに対して「人をつくっています。その傍ら、製品をつくっています。」と答え、多くの経営者を魅了しました。

さしずめ現代では「尊敬しあえるチームをつくっています。その傍ら、製品(サービス)をつくっています。」と答えることができそうです。改めて、私もそのような視点で活動したいという気持ちを強くしました。

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