超高速開発コミュニティ メールマガジンのサービスが始まります

超高速開発コミュニティの発足記者会見から1ヶ月あまりが経過しました。Webサイトの作り直しという、当初想定していなかった件を優先して対応したためスケジュールが遅れてしまいましたが、これまでに次のステップを踏んできました。

  • 新 Web サイトの公開(と、中の人向けの会員管理サービスの提供)
  • 会員の年会費を見直し。3月を年度の締めとしたため、今年度については、個人会員の会費を半額とすることを決定。
  • 会則、プライバシーポリシーなど組織としての綱領の確定。
  • メールマガジンの受付開始。

そして本日より、コミュニティとしてのメールマガジン発行が開始されます。本日15時の配信予定ですので、興味のある方はそれまでにご登録いただけますと、記念すべき第一回のメールマガジンをリアルタイムで読むことができます。

このメールマガジンは、会の発足企業が毎週、編集作業を順番に受け持ちます。ですので毎回、異なった雰囲気になることでしょう。ただし中核となるコンテンツは次の二点です。(1) 超高速開発を実践している企業からのコメント。(2) IT業界の著名人に一言ずつ、超高速開発というキーワードについて忌憚のないご意見を語っていただく。このスタイルを本日から3月末までの半年間、実践していこうとしています。

各社がどのような形でメールマガジンを編集していくか、私も大いに興味があります。当社の担当は年明けになりそうですので、ネタを考えておかなければ...

セミナーやイベント、その他の企画も準備中

並行して、コミュニティとしての定期セミナーならびにワークショップも企画しています。現在の幹事会で意識を共有しているのは、ユーザー企業の目線で、求められるコンテンツを提供することです。発足時の幹事企業はツールベンダー主体ですので、私も含めて「技術(ツール)で解決」という視点はあります。しかし実のところ、超高速開発はツールありきという話ではない、という認識も持ち合わせています。また、超高速開発のメリットとして捉えている「スピード経営」というものに企業がどう向き合えばいいのかという議論もあるかも知れません。

しかしこれらは、超高速開発というキーワードを浮かび上がらせることによって、関係者がこれまで気付かなかったことを意識してもらう「きっかけ」につながった可能性があります。そうであればコミュニティ活動としては嬉しいことです。技術論、経営論、組織論、さまざまな問題を議論できる場として、このコミュニティが役立つことができれば、結果としてエンタープライズアプリケーション開発市場が活性化し、関係者の満足につなげることができるのではないかと期待しています。

これらの活動は10月までに準備を終え、11月から12月にかけて順次、発表・開始するという方向で進めています。

まずはメーリングリストの登録から

このコミュニティ活動への参加は、個人であっても年会費が発生するので、少し敷居が高いのは事実です*1。ですので、興味のある方はまずメーリングリストの登録をお薦めします。こちらは無料です。この内容をとおして、今後の活動の方向性を感じ取っていただけられるようにしたいと思います。

https://www.x-rad.jp/mailmagazine/

*1:年会費が安く感じられるような活動ができるのか、というのが幹事企業のプレッシャーにもなっています。