2020年4月1日の、出会いと別離

2020年が始まったときには予想もしていなかったコロナウィルス災厄に世界が大きく翻弄されていますが、そのような中でも2020年4月1日という日を迎えました。当社にとって、ささやかな出会いと別離が到来したので、そのことを報告します。

まず出会いについて。Wagby製品についての「デザイン」を担当していただく方が1名、本日より加わります。Wantedly というサービスを経由して応募いただきました。久しぶりの増員で、スタッフ一同、新しい刺激をうけることを楽しみにしています。本当は沖縄本社勤務を希望していたのですが、東京からリモートでの参加になります。すでに当社は高知や奈良に在住している方ともリモートワークを実践してきましたが、今後はますます分散していくことになりそうです。総務は大変ですが、よろしくお願いします。

引き続き、JavaScript プログラマも募集しています。こちらは開発チームのたっての願いで、沖縄本社への勤務が可能な方を探しています。興味ある方はぜひ、Wantedly から当社にコンタクトしてください。

次に別離について。大株主である日本紙パルプ商事株式会社で、これまで当社をご指導いただいていた専務が定年されました。専務には当社への出資に際して直接、沖縄にもお越しいただき、私たちが次のステージに入ったということを実感できる日々をご一緒させていただきました。株主構成の変更後は、おかげさまで黒字基調となり、採用社数 400 という区切りも達成できました。多少なりとも恩返しはできたとは思いますが、当初期待していたほどの成長カーブにはまだまだ足りないことも自覚しています。専務にとっては夢の途中であったかも知れません。この続きはまだありますので、よかったらこのブログを不定期にご覧いただいて、近況をのぞいてもらえると嬉しいです。

当社の期末は9月ですが、これからの半年は厳しい状況になることでしょう。とはいえ、この災厄を契機に、日本中で強制的なリモートワーク体験が押し進められています。これは結果的に「業務の自動化」の重要性を再認識させ、これまでできなかった業務プロセスの見直しにつながることでしょう。既存業務を残して RPA を使うという判断もあるでしょうが、業務システムそのものの見直しは不可避です。こういう形でローコード開発ツールが脚光を浴びるのは本意ではなかったものの、時代の要請にきちんと答えられるように、私たちもしっかり対応したいと思います。