AIで上流設計&ローコードで実装、の第一弾を公開しました

昨年から試してきた「AIで上流設計」の最初の成果をまとめました。例えばこういうプロンプトを生成AIに入力します。

顧客ごとの問い合わせを管理する業務アプリケーションを検討します。
いつ、誰が問い合わせを受け付けたのか、そしてその対応はいつ行われたのかを管理したいです。対応漏れがあれば警告がでるとよいです。

これだけを入力すると、AIが設計を開始します。ほぼ全自動でテーブル定義、業務ルール策定、導出項目の定義、CRUD表、検索一覧画面定義、テストシナリオそしてテストデータまで生成する様子を動画で確認できます。

www.youtube.com

注:動画は一部編集しています。具体的にはAIの思考に数分かかることがあり、そこを単純にカットしています。実際にやりとりしたのは23分ほどでした。これを短縮して16分台にしています。

具体的な会話はこちら。
chatgpt.com



AIが会話の主導権をとって、設計者(人間)が追認する会話の流れや、AIが出力した「設計情報」に仕掛けがあります。この設計情報をWagbyが読み込むことでアプリケーションの雛形が完成します。ここまで簡単にアプリケーションを開発できるようになるとは...私自身、驚いています。

この仕掛けを含む説明会をオンラインで開催します。Wagbyを知らないという方のご参加も歓迎します。AIのAPIを使わず、プロンプトだけですので、どなたでも試せるというのがポイントです。

wagby.com

設計情報の「仕様」化

今回のアプローチでは、AIに出力してもらう設計情報を appschema_spec.md というマークダウン書式ファイルで事前に用意しています。AIにこのファイルを読み込ませることで、きちんとこの仕様に準拠した設計情報を作成できることがわかりました。この結果を appschema.yaml というファイルで出力させます。最新のWagby EE R9.4.0 はこの appschema.yaml を読み込むことができるようになっています。

この仕様は Wagby に特化したものではありません。今後も、この仕様をより充実させ、一つの参照モデルとして公開したいと考えています。