Wagby Developer Day 2019 のテーマは「DXとアジャイルの次」を考えること

10月31日の沖縄・首里城の火災は、当たり前の日常がいとも簡単に消失してしまうことの恐ろしさをまざまざと見せつけられました。沖縄戦後の首里城の再建は沖縄県民だけでなく、日本そして世界中の関係者の悲願と努力の結晶であっただけに、その落胆、喪失感はいかばかりかと思うと残念でなりません。あらためて、復興にむけて前を向いて進む人たちを応援したいと思います。

ただ、建て直しには相応の時間が必要です。しかし沖縄は観光立県ですので、観光の目玉として定着していた首里城をなんとかしたいのはいうまでもありません。そこで、先に「バーチャル首里城」として復元するのはどうでしょうか。現地でスマホをかざすと、VR で首里城が見えるようにします。膨大なデータが必要でしょうが、多くの観光客が写真撮影されていたでしょうから、これらを集めるというのは SNS 時代に向いている手法ですし、かつ写真提供が間接的な復興への貢献という参加型体験にもつながります。さらに、単に建物をバーチャル化するだけでなく、そこに住んでいるバーチャル王様が登場し、会話できるなど、新しい魅力を加えて新規性を打ち出すことも考えられます。ポケモンgoをはじめとするゲーム会社とも連携して、スペシャルイベントを通して復興支援につなげるという案もありそうです。IT を駆使して早めに観光地として復活させることでIT立県を目指す沖縄県の姿勢をアピールするというしぶとさ、したたかさはあってもいいと思うところです。以上は思いつきレベルの私案であり、実際にはこれからさまざまな復興案がでてくるでしょうから、私もできるだけのことはしたいと思います。*1

DXとアジャイルの次、というテーマ

横道にそれてしまいました。今回のブログは11月26日に開催する Wagby Developer Day 2019 のテーマについて、です。基調講演をお願いした羽生さんとは、過去に何度もお会いして共同で企画を開催してきました。今回はいよいよ、これまでの集大成となるような話ができそうだと喜んでいます。Wagby をつくっている私がいうのもなんですが、Wagby は興味なくても羽生さんの講演は聞く価値があります。無料ですので是非ともお越しください。

少しおおげさな書き方をすると、私たちは、人類がかつて体験したことのない世界の入り口に立っています。わかりやすい例はスマートフォンでしょう。iPhone 3Gs は2008年に日本に登場しました。わずか10年前、誰もスマートフォンがあるという前提でモノを考えてなかったのですが、それから10年でスマートフォンは世界中の文化、経済、政治にまで大きく影響するようになりました。それでも多くの人が漠然と気づいているように、それはまだ序の口にすぎません。かつてパソコンが企業に一人一台配られるようになったのが30年前、インターネットが当たり前になったのが20年前、スマートフォンが登場したのが10年前と捉えたとき、それらの新しい技術が社会に与える影響の大きさは、どんどん広がっており、かつ深化しています。IT は、かつてあり得なかった何かを常に具現化してきました。これからもどんどんと新しい技術が登場することは必定で、結果として私たちの社会はさらに変化し、洗練されていくことでしょう。そういう時代において「今、何をすべきか」という現実を考えることだけでなく、「今、10年後を考える」こと、そしてさらに「10年後に、次の10年を考える」という思考方法を身につけることは、これからのビジネスマンにとっての教養と位置付けられるのではないかと思います。

そこまで大きな視野でものごとを捉え直したあと、ぐるっと回って、では企業を支えるエンタープライズシステムはどうあるべきかを再考すると、今まで見えてこなかったものが見えるようになるのではないか。その上でWagbyの今後のロードマップを聞いてください。未来のエンタープライズシステム開発のポイントについて、丁寧にお伝えします。

豊富なユーザー事例

今年のユーザー事例も興味深いものばかりです。

  • 厚生労働省様 ワークフローシステムの開発(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社)
  • Wagbyによる期末決算報告業務の刷新事例 ~ロボット任せにしない業務改善の取り組み~(積水化学工業株式会社)
  • Wagbyとツールの組み合わせによる ”ノンプログラミング開発” への挑戦!(トキコシステムソリューションズ株式会社)
  • 三越伊勢丹のデジタルサービスにおけるアジャイル開発の取り組み(株式会社アイムデジタルラボ)
  • Wagbyによる品質・生産性データ分析システムの開発(株式会社両備システムズ)
  • WagbyとAI OCR(AIRead)を活用し知財管理業務を効率化(アライズイノベーション株式会社)

Wagbyを活用することで現場がどう変化したのか、を追体験してください。成功への道はさまざまですが、各社のお話に共通する「何か」を見つけることができる、と思います。

おまけ

Wagby R8 の発表のタイミングで、マスコットキャラクターとしてデビューした Wagbee の評判が高く、それに気をよくして今年は 15cm サイズの "ぬい" ぐるみを作成してみました!限定300個の無償配布ですので、今回のイベントで配りきる計画です。レアものになること確実ですので、是非ともお持ち帰りください。*2

https://wagby.com/event/wdd2019/images/wagbeenui.jpg

*1:2019.11.8 追記 https://www.our-shurijo.org/がすでに活動していることを知りました。期待しています!

*2:くれぐれも転売はご遠慮ください。Wagby開発者の机の横に、そっと置いていただけることを願って作成しました。

Wagby Developer Day 2019