MIJS 忘年会

ご招待がありましたので、参加させて頂きました。先日のカンファレンスで、各社のマスタ統合の道筋が示されたので、いよいよ来年は SOA 連携でしょうという話が参加企業の皆さんから、ちらほらと聞こえてきます。それはいいことです。ところで BPEL エンジンの選択肢はまだ少ないのが実情です。当社も BPEL エンジンを作成する予定はありませんので、いずれかの仕組みを採用することになるでしょう。これも何かの縁なので、本腰を入れたいと思います。

MIJS の中での Wagby の立ち位置は、ユーザーインタフェース部分の簡単開発(いわゆるカスタマイズ画面開発)にあります。R6 の発展形として、Wagby + BPEL という枠組みを意識しておきます。

Wagbyは国内市場ではなく、海外から攻めたらどうだ?」というアドバイスも頂きました。まずは国内の採用事例を増やしてからという気持ちが強いので、この選択肢はまだ私の中では保留中です。日本のお客様は品質にとてもこだわりますので、ここで鍛えられれば世界品質になるのではないかと思っています。そう話したところ、とあるメーカーさんより「世界では逆に、過剰品質と捉えられることもあるよ」と聞いて、あ、そうかも...と納得。品質とコストが比例する以上、コストを下げるために品質(または機能、サポート)を簡素化するのは間違いではありません。そうはいっても、なんとか高品質と低コストを両立させる方法を考えたいものです。