工事進行基準の盛り上がりに期待

@ITの記事「5分で絶対に分かる工事進行基準」はわかりやすいのでお薦めです。(この「5分で」シリーズはどれもポイントを丁寧に押さえており、いつ読んでも感心します。)

受託会社の営業、プロマネ工事進行基準に負荷を感じるでしょうが、経営面ではプロジェクトの原価計算が早めに明らかになるため、是非ともトライしたいところ。少なくとも上場されている企業の多くは適用に踏み切るとみています。なぜなら工事進行基準を適用しなければ、逆にお客様の信頼を受けられなくなる可能性も出てくるためです。(プロジェクト管理がしっかりしていないとみなされる)

工事進行基準ビジネス」がこの秋から冬にかけて正念場になるでしょう。年明けの 1 - 3 月に駆け込み需要が発生するとみています。もっとも売れ筋は「プロジェクト管理」ですが、タスク管理・工程管理にとどまらず、人件費を含めた原価計算を伴うタイプの方がニーズがあると考えます。ERP との連動ができるとベストですが、そこまでいかなくとも原価管理の仕組みは提供する必要があります。

その次の売れ筋は「コンサルティングサービス」や「セミナー」でしょうか。ただしこちらは一過性に終わるでしょう。

Wagby そのもので独自のプロジェクト管理システムをつくることもできるのですが、いかんせん「作る手間をかけたくない、即効性のあるソリューション」の方が受けが良いです。ですので当社でプロトタイプをつくってしまうのが正解。この製品はタイミングが重要です。