「すごいチーム」を目指して

著者の富永@ハミングバードさんが "うちなーんちゅ" ということで、沖縄の書店では別格扱いとなりつつある「すごいチーム」本です。
http://www.asa21.com/tb2/sugoi_team.html

当社は、富永さんがコーチビジネスをはじめた頃、人づてで紹介されたので契約しました。そのときの受講感想がハミングバードさんの Web に掲載されています。
http://www.hmgbrd.com/index_04_01.html

改めて本を読みながら、当時の会議が思い起こされます。今すぐにでも復活したい、と思ったのは次の指摘です。

  • 「なぜ...できなかったの?」を社内の禁句とし、「どうすれば...できるだろうか?」を常套句とする。
  • 社内で実施している「3分間スピーチ」のあと、この発表で良かったことを 3 つ、聴講者から言ってもらう。
  • KPT ミーティングで、業務に関係ないことでも Keep を出してもらい、それを皆で褒める。
  • 月単位でコミットメントリストを運用する。

読後の感想ですが、この本によって、前へ進もう、という気持ちを具現化する "きっかけ" になることでしょう。
しかし本を読んだだけでは、残念ながら「すごいチーム」をつくるための「すごい会議」の "すごさ" は実感できないと思います。これは本の内容に問題があるのではなく、文章では伝えにくい、体験による納得感に意味があるためです。

ということで私のお勧めは、是非とも富永さんを社内に招聘し、実際に「すごい会議」をやってみることです。百聞は一見に如かず。富永さんによる会議進行は、自分たちでは思いもよらない馬力で、チームを前へ前へと進めてくれます。その体験のあと、あらためて本書を読むと、納得することが多いのです。

私自身は、今でも良い経験ができたと思っています。