さった10月に開催した Wagby Developer Days 2024 で、Wagby における生成AIの適用について少しお話ししました。
私自身は生成AIとの協業に前向きです。これまでのWagbyは業務アプリケーションの設計を人間が行い、コードを自動生成するという位置付けでしたが、今後は設計そのものをAIと共同で行うことが望ましいでしょう。
コード生成もテンプレート的なものは引き続きWagbyが行いつつ、業務ルールから式を書くケースも一部をAIに引き取ってもらうことができそうです。
さらに人間が読むためのドキュメントや、操作マニュアル、テストデータ生成も行えるのではないかと考えています。
あまりにも適用の幅が広いため、どこから手をつけようか悩みます... この生成AIとWagbyの連携について、11月に2つのイベントがあるので、ここで紹介します。
11月20日 大手SIer研究チーム x Wagby による上流工程からの生成AI活用 成果発表会
ある大手SIerの研究チームで、要求分析や要件定義といった分野での生成AI活用を進めています。その成果物をWagbyに取り込むとどうなるか、という最初の知見がまとまったので、こちらを紹介するイベントを企画しました。
大手SIerとはどこか、については当日参加者へお伝えします。まだ研究段階ということで、このようなスタイルになりました。
このテーマについては多くの同業他社でも取り組んでいるところですが、これらと比較しても、かなり異色な切り口になっています。オンライン参加で無償、そして30分という短い時間ですので、是非とも参考にしてください。
11月29日 ローコード開発フォーラム2024
私も参加しているローコード開発コミュニティの年一回の大きなフォーラムです。生成AIとローコード開発ツールの組み合わせのデモを4社が行います。Wagbyも参戦します。
こちらはハイブリッド開催なので、現地参加できる方は是非、会場にお越しください。会場は50名限定ですので、お早めにお申し込みするとよいです。
後半のパネルディスカッションでは、この分野の第一人者である酒匂 寛氏をお招きしています。なんと会場参加特典として、酒匂氏の最新作 "上流から下流まで生成AIが変革するシステム開発" がもれなく全員にプレゼントされます!まさに今の時期だからこそ参考になる内容です。
2024年末の段階で、生成AIはどこまで連携できるのか、どこが課題なのかを把握し、予想される来年の変化に備えましょう。